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2021/05/11 「太田山公園・恋の森をきれいにする会」

太田山公園について

 我々ボランティアは「太田山公園・恋の森をきれいにする会」を通じて、ボランティア活動を行い、木更津市の協働のまちづくり事業に参画しています。太田山公園の活性化に仲間20余名と一緒に頑張っています。さて太田山公園、この公園の実態を知る市民は殆どいません。多くの人は太田山山頂の博物館前の「桜の広場」をもってして、太田山公園と認識しているからです。
 実は太田山公園は周囲4㎞弱ある広大な公園です。ここには「桜の広場」はじめ「子供の広場」「房州石の広場」「展望の広場」「自由の広場」「ピクニック広場」「芝生の広場」と7つの広場があるのです。公園の宝庫です。みなさんご存じですか!我々ボランティアは、これを市民に知ら示すべく、環境整備をした上で文化的事業を行なっています。太田山は木更津の古代ロマンの故郷、であり、恋の森とも言われる歴史文化財の宝庫です。そこで太田山文化財巡りウオークラリー、植物観察会、写生会、ロープネット遊びと未来にはばたく子供を中心に全世代を対象とした事業を展開しています。特に「芝生の広場」は素晴らしい癒しの場です。そこで飛び跳ねる子供の姿を見ると嬉々としてきます。でも市民に対する認知は、残念ながらまだまだです。

 

【実績と成果】

事業の実績 1.毎月第三週土曜日公園の環境整備
2.5月12日(日)太田山公園文化財巡りウォークラリー(32名参加)給水所は木更津ビューホテル(協賛)ガイドは当ボランティア
3.5月19日(日)太田山公園植物観察会(28名参加)講師は園芸及び写生会、作品は未来ラボ・木更津謬ホテルに展示
4.10月6日(日)太田山公園植物観察会(25名参加)講師は園芸及び写生会、作品は未来ラボ・木更津謬ホテルに展示
5.10月20日(日)太田山文化財巡りウォークラリー(32名参加)給水所は木更津ビューホテル(協賛)ガイドは当ボランティア
6.11月26日(火)公園の問題点について木更津市と話し合い17名参加
7.12月7日(土)オーガニックシティ交流会参加、プレゼンテーション(これで会員4名増える)
8.1月17日(金)未来ラボ通信インタビュー受ける
9.上記の広告については房総ファミリア、公民館だよりを利用(市の広報活動を是非ともお願いしたい)
事業の成果 1.今回は台風15号の影響で公園の倒木が公園は滅茶苦茶に。その後の環境整備には大変手を焼きましたが、その甲斐あってみごとに公園はよみがえりました。
2.文化的事業によって太田山公園の文化財を、そして植物のあり様を市民に認知、勉強する機会を得ることができた。そのための資料として「太田山の文化財」「教えてきさポン金鈴塚の秘密」「旧安西家住宅」「木更津歴史散歩」「太田山の植物」等々を配布、木更津そして太田山公園・恋の森を認知してもらうきっかけを作ることができました。
3.しかし13万人の人口のうち、太田山公園・恋の森の実態、本当の姿を知っているのは今回の文化的事業に参加してくれた人ぐらいだと思います。きさらづ文化財ボランティアの人もこの公園の実態をほとんど知りません。
4.市との話し合いでも問題になりましたが、市民に公園の認知を訴える必要性を強く感じました。

 

 

【太田山公園・恋の森をきれいにする会 令和2年3月19日】
令和元年度協働のまちづくり活動実施報告ロープネット遊び 令和2年9月27日

 

 

【木更津市協働のまちづくり活動支援事業企画提案書】

事業名 市民ボランティアによる「太田山公園・恋の森」活用のための文化的事業と整備事業
団体名(構成人数) 太田山公園・恋の森をきれいにする会(23名)
事業の内容 この太田山公園・恋の森は、いつも踏み場がないくらい、草が生い茂っており、市で定期的に草刈りを実施しているものの、人々の憩いの場としての公園の機能を果たしておりません。そこで、この公園を「憩いの場」として機能復帰するために、草刈りや落ち葉拾いといった清掃活動を定期的に行い、木更津市民のシンボルともいえる太田山公園・恋の森をきれいにしていく事業として昨年立ち上げました。大きくきれいに変貌しつつあります。
具体的な作業内容としては、この周囲4㎞弱の広大な太田山公園・恋の森には七つの広場がありますがほとんどの市民はこれを知りません。我々ボランティアの作業は、草刈りや落ち葉拾いです。きれいになった太田山公園・恋の森で、親子写生大会や親子植物観察会を実施します。太田山は史跡の宝庫です。歴史散歩等を開催、文化的事業の拡大を図ります。太田山公園はまだまだ市民にとって未知の公園です、そのためにも子供が遊べる公園に、冒険心あふれる、プレーパークにしたいと思っています。
事業の必要性と目的 太田山公園内には、「木更津市郷土博物館金すず」という市内にある金鈴塚古墳から出土した「金の鈴」(国指定重要文化財)が保存されている博物館や「旧安西家住宅」という江戸時代中期の民家(市指定文化財)があり、ここでは木更津の市史や文化の一端を知ることができます。また、「きみさらずタワー」という展望台があり、この場所から東京湾、神奈川などの景色が一望できます。その景色は「ちば眺望100選」にも選ばれるほどです。しかし観光地としての木更津は無に等しいのです。
ここ太田山公園は、木更津歴史文化財の宝庫です。しかし、お客は素通りの影の観光地となっています。そして、木更津市の施政方針に大型クルーズ船の寄港推進、金のすず国宝化運動等が掲げられ、今後更に多くの観光客が見込まれますが、これがみな素通りです、本当にもったいない話です。
また、ここ太田山公園は、災害が生じた際の広域避難所としての機能もあります。東日本大震災並みの大津波が来たら即太田山です。
木更津市では年3回この公園の整備を行っていますが、ほとんどが踏み入れられないくらい草ボーボーの公園になっています。昨年1年これを補填し、生まれ変わったようにきれいになりました。しかし公園の認知至らず。
そこで、市民に太田山公園を広く認知してもらい、本来n公園の機能を回復する。そのためには文化的事業が必要不可欠大事なものになってきます。また、今の子供は屋内型なので、特にロープネット活用によりプレーパークとして機能を持たせ子供に、屋内から屋外へ呼び出し冒険心を育てる。
スケジュール 環境整備~毎月一回
文化的事業~春夏秋冬各一回、歴史散歩、植物観察会、写生会
事業の特色 単に公園内の清掃を行うだけでなく、きれいになった太田山公園・恋の森で、親子写生大会や親子植物観察会、太田山でのきさらづ歴史散歩等のイベントを開催し、文化的事業の拡大発展によって、この公園が持つ素晴らしい市民にPR、本来の子供の遊べる公園にする。教育委員会、各学校、町内会子供会の協賛を得る。
来年度以降の事業展開予定 環境整備~毎月一回
文化的事業~春夏秋冬各一回、歴史散歩、植物観察会、写生会。
ロープネット活用による子供を屋外に呼び出して、冒険心を育てる
過去の活動実績 2019年度~毎月一回公園の草刈整備
2019年度~5月と10月に太田山文化財巡り、植物観察会、写生大会
担当者の連絡先 住 所 〒292-0051 木更津市清川1-5-10
氏 名 加瀬 隆
連絡先 0438-98-3805

 

【太田山公園・恋の森をきれいにする会】
太田山公園の現状

太田山公園案内図

子供の広場、桜の広場

展望の広場、自由の広場

房州石の広場

ピクニック広場

芝生の広場

芝生の広場の池

 

芝生の広場の三つの池も倒木・タイヤ・空き缶・ペットボトル等の投げ捨てがあり、市街地整備課の協力で甦りました。
しかし、上手の二つの池は今現在枯れています。

 

公園内のメイン通路

 

木更津市郷土博物館金のすず

 

旧安西家住宅

君去らずタワー

細井魚袋の歌碑

 

木更津ビューホテル

文化財ウォークラリーの給水所

 

元教育長・小山義雄の歌碑

展望の広場、小山義雄の歌碑

 

 

刀八神社

日本武尊を祀る

 

太田山古墳

太田山古墳は刀八神社の裏側にあり、全長40mの前方後円墳、未発掘

 

終戦時の戦跡

地下壕は立ち入り禁止、調査して終戦時の木更津を明らかにし、将来的には整備公園化すべき

終戦時の高射砲跡